こんにちは!
今回は肝臓に関しての情報です。
肝臓と聞くと「お酒を分解する臓器」というイメージが強いと思います。
実は我々の視えないところで超重要な機能を果たしてくれています。
① アルコール分解
お酒の主成分であるアルコールを分解し、尿から排泄させます。
② 解毒、分解
アルコール以外にも不要になった物質、害になる物質を解毒、分解し尿や便の形で排泄させます。
③ 体内に必要なたんぱく質の合成
細胞や筋肉の材料、酵素など人間が生きる上で重要なたんぱく質を合成する場所です。
④ 体の氣を巡らせる
人間の基礎は「氣」です。氣を巡らせているのが肝臓です。
⑤ 血液の出し入れと貯蔵
血液を蓄えて、必要な場所へ送る
⑥ ホルモン調節
さまざまなホルモンの調節を行っています。
⑦ 筋肉、目の働きを主る
筋肉の動き、目の働きを調節しているのは肝臓です。
⑧ 胆汁の産生
脂質の消化を行ったり、解毒した物質を便に運ぶのは胆汁の役割です。胆汁の製造工場です。
⑨ 代謝
糖質、脂質を分解して体のエネルギーに変換する
実はこんなに働きがあるのです、、!!
ということは、、
疲れが取れない、元気がでない、痩せない、自律神経が乱れる、イライラしやすい、貧血、肩こりなどの筋肉トラブル、目が疲れやすい、脂肪肝、生理痛がひどいなどの普段何気なく悩む症状はもしかしたら肝臓の疲れや弱りから起こっているかもしれません。
肝臓を弱らせる要因は
・ストレスを溜めすぎる
・糖質を摂りすぎる
・夜更かし
・鉄分、葉酸など血液の材料が不足している
などです。生活習慣の中で思い当たる事があればしっかり改善していきましょう。
これらの弱りを放置していると、
脳血管疾患、認知症、足腰の弱り、自己免疫疾患など介護への関連疾患になる可能性が高まります。
健康は五臓(特に肝臓)が大切です。
病院で対症療法の薬だけ飲むだけではいけません。引き起こしている根本をきちんと治していかなければ何度も繰り返してしまいます。
予防養生のためにまずは”知る”事意識しましょうね!