皆さん、熱中症対策の準備はできていますか？
えっ？もう？と思うかもしれませんが、もうです！今すぐ始めてください！
どうして今からなのか、、
それは熱中症対策は水分を摂取する、エアコンを使うなど目先の対策をすればいいという訳ではなく、”体にこもった熱を排出する体をつくる”これが大切になってくるからです！
熱を排出する体つくりで大切なこと３つ。
ポイント１
☆暑熱順化☆
暑熱順化とは：身体が暑さになれること。なれてくると発汗量や皮膚血液量が増加し、発汗による気化熱や体の表面から熱を逃がす熱放散がしやすくなる。
暑熱順化のポイント！
・やや暑い環境になれること
・１日３０分程度の運動を行うこと
・ちょっときついなと感じる運動を２週間程度行う
・入浴で汗をかく習慣をつける
最も大切なのは、季節を通して行うということです。ヒトは、暑さから遠ざかると慣れなくなってしまいます。また、１か月程度継続することで電解質異常を起こすリスクも軽減できます。
ポイント２
☆筋肉をつける☆
全身の水分のうち筋肉組織に実に４３％の水分を貯蔵しています。筋肉量が減る＝予備備蓄量が低下する。結果脱水症になりやすくなってしまい、こもった熱を冷ますことも難しくなります。
ポイント３
☆自律神経を整える☆
結局汗を出すにも自律神経が調節を行っています。冷房のあたりすぎがよくないと言われるのは自律神経が乱れるためです。ストレスが溜まりやすい春。自律神経が乱れたまま放置をしていると夏を迎えて熱中症を発症しやすくなります。
このようにいくら水分を摂取する、エアコンを使う、体を冷やすなど暑くなってから対策しても熱中症になりやすい体であれば焼け石に水です。夏流行るものは春のうちに予防しておきましょう！
去年熱中症になって悩まれた方、今年こそ暑さに強い体にしておきたいという方。ぜひご相談ください！お待ちしております。
熱中症は甘くみてはいけませんよ！しびれ、片麻痺など後遺症が残ることだってあるんです！！
薬剤師 け～すけ